どんな家にするか迷ったら②

前回からの続きです。

あの家具おいて、

こんなインテリアにして、

憧れの椅子も買おうかなー。

なんて考えていると、
じゃあそこで何をするのか、
時間帯によってどうなるのか、
なんてことを妄想し始めるわけです。

いろいろな可能性や頭に思い浮かんだことを削ぎ落して行き着いたのは、

家ができたら、家族はこんな風に過ごすだろうな、という光景、というか映像でした。

平日の朝と夜は、テツオさんはほぼダイニングテーブルに。

窓辺のワークスペースは、休日、仕事の関係でPCを開くときに好んで座りそう。

るーちゃんは勉強をダイニングテーブルでするはず。

テツオさんが仕事してたら隣に座りたがるかも。

テツオさんとるーちゃん（と時々私）のために、
3人座れるカウンタースペースがあったら最高。

るーちゃんは部屋を移動するときもバレエバレエバレエ。
だから、通りすがりにバーとスペースがあるといい。

明るいリビングのソファで、変な格好で本を読むんだろう。

おじいちゃんもおばあちゃんも好きな時に来て好きな場所でくつろいでほしい。

大きなラグがあれば、桃（犬）と一緒にくつろげる。

みんな違うことをしているけれど、
みんなそこにいる。

これがいつもの家族の姿。

家ができてもできなくても、
これは変わらないだろうなぁ。

私たちの暮らし方に合う、
私たちの暮らしがイメージできる、

そういう間取りとインテリアを考えると、
あんなに迷っていたのにすっと方向性が決まってきました。

そうすると、生活に欠かせないスペースやモノ、
逆に、そんなに大事じゃないモノなどが見えてきました。

どんな家にしたいか、夢が広がりすぎて迷ったら、

「家族との暮らしで大切にしたいことが何か」

「それを実現するための空間ってどんな場所？」

ってことを考えるといいのかな、って気づきました。

そして、家族のこともいろいろ考える時間を持てことが、
最大の収穫だったと思います。